恋に性別なんて関係ない。

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対人恐怖症



先日、ASD(自閉症アスペルガー症候群)の講義を受けた際に、ASDの患者は彼ら自身の独特の世界観を持っていると教授がおっしゃっていて、「あれ、少し自分に当てはまるところあるぞ?」と思い自宅に帰ってからASD診断を受けたら中度のASDであり、自閉症の傾向があると記されていました。


やっぱり、っていう気持ちもありましたがもしかして、自分は何か他の障害もあるのではないか?と思いいろいろな診断(心療内科のカウンセリング前のチェック項目と同じもの)をしたら………


中度の鬱病と、重度の対人恐怖症でした。



対人恐怖症って聞いたことあるけど、どんなものか詳しく知らなくて調べてみたらかなり自分の症状に酷似してました。

対人恐怖症:周りから見た自分を過剰に意識してしまうがゆえに、人との接触を恐れて避けようとするあまり生活や人間関係に支障をきたす神経症です。

何をしても受け入れてもらえるという安心感がある関係の人(家族や親友等)といるときには症状が出ない、出ても軽度となる場合が多い。逆に、職場など中途半端に継続する関係や飲み会など複数人の集まりの中で強く症状が出てしまう。初対面よりも2、3回接点がある中途半端な関係の人が苦手といった特徴があります。

また、就職や一人暮らし、結婚、出産等による環境の変化によって症状が悪化することが多く、男女問わず20~30代に多くみられるのも特徴です。

「対人恐怖症の人=人とまったく話すことができない人」というイメージを持たれがちですが、ほとんどの人が人と話すことはできる状態です。表面的にはうまく会話することができる人すらおられます。ただ、人と自然に緊張せず話したり、本当の自分を見せたりすることができず、人間関係をうまく構築できない状態なのです。

人見知り、過度の気遣い、対人緊張~統合失調症うつ病、依存症と関連するものや、発達障害やパーソナリティ障害と関連するものまであり、厳密な定義があるとは言えないものです。そのため、カウンセラーによって病気ではないと言われることもあります。また、うつ状態うつ病パニック障害などで悩む方の約80%は根本的な原因として対人恐怖症を抱えているケースがあると言われています。

また、日本固有の「恥の文化」から生まれた日本人特有の病気で、10人に1、2人がかかるとも言われています。

対人恐怖症は大きく以下の2種類に分けられます。

緊張型対人恐怖症
自分の性格に問題があると感じ、劣等感等に苦しむ自己完結的な対人恐怖症。症状が社会不安障害とほぼ同じと言われている。

克服するために、性格を変えようと努力して、話し方教室、読書、自立訓練法、自己催眠、食事療法、宗教等に取り組む人が多いが克服できず、努力することに疲れ果ててひきこもりになってしまう場合もある。

緊張型として代表的なものは以下の通りです。

視線恐怖症(ご相談件数:第1位)
雑談恐怖症
表情恐怖症
あがり症
赤面症
電話恐怖症
会食恐怖症
会議恐怖症
発汗恐怖症
排尿恐怖症
吃音恐怖症

確信型対人恐怖症
自分の身体の部位に問題があると感じ、周りの人に迷惑を掛けていて、嫌がられるのではないかと、罪悪感を感じる対人恐怖症。相手の仕草や言葉を自分の気にしている部分と結びつけて、どんどん症状を悪化させていく。重度対人恐怖症とも言われ、克服までには時間がかかる。

克服するために、身体の問題を解決しようと努力して、問題があると感じる部位に該当する病院へ通院するが、客観的な証拠が認められず、異常なしと診断されて医者への不信感を募らせて病院を渡り歩く場合もある。

また、過剰に意識し過ぎて、夜でもサングラスをかけたり、匂いの強い香水をふったりして、余計に注目を浴びてしまうこともある。

確信型として代表的なものは以下の通りです。

自己臭恐怖症

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私は視線恐怖症、雑談恐怖症、表情恐怖症、あがり症、醜形恐怖症があてはまりました。

鬱病においては、自分は辛く思ってない、というか辛いことがあってもすぐに記憶を消すことにしてるので大丈夫ですが、対人恐怖症は本気で辛い状況なので、治療していこうと思っています。


今までなんで自分は人と同じように対応できないのか悩んでいましたが、理由がわかって良かったです。